オンラインツアーを2か月行って感じたこと(技術編)
オンラインツアーを始めて2ヶ月、また他の方のオンラインツアーに参加して感じた、より楽しんでいただけるオンラインツアーを開催する為の技術的課題と私の対策をまとめてみました。皆さんからの良いアイデアをよろしくお願いします^ ^
1、動画の画像が揺れる 画像酔いしそうになる。
事前に撮影した画像の再生、ライブでの画像提供を問わず、画像が揺れて酔いそうになることがあります。
映像のプロが撮影するわけでは無いので、余り多くは望めないのかもしれませんが、そうは言っても、お金を頂いているので、出来るだけ対策を行うと良いと思いました。
(対策1) DJIのOM3などのジンバルの利用。欠点:費用が掛かる。15,000円位。
(対策2) 機会的スタビライザーの自作。自撮り棒の下に重りを付けて、重心を持つ様にすると大分改善されるはずです。重りは、金物店で太いネジを買って、針金で自撮り棒の下辺にくくり付けるだけです。ペンチなどでしっかり固定しましょう。 自作例とビデオの例を参照ください。ジンバルほどでは無いまでも少し改善しています。
(対策3)ジンバルは、手で持つ所が重心で無いことがあるので、下に重りを付けて手で持つ所重心にする。対策1と対策2の合わせ技。
2、動画がスムーズに表示されない。画像がカクカクする。
(原因) 送り手(ロコ)側、或いは受け手の側の通信速度に比して、動画のデータ量(レート)が大きい。
(対策1) まずはロコ側の実質通信速度を知る。例えば、Speedtest.net を使って調べる。
最低でも、数Mbps(Mega bit per second)有ると良いですね。
ご自宅の場合、有線接続にすると、がぜん速度が向上します。私の場合、有線だと10倍以上速くなります。WiFiルータの近くだと早いです。またルータの機種でも早さが変わります。
(対策2) 動画の解像度を640×480/30Pにする。
お客様の通信環境が判らないので、送信データ量を少なくする工夫が有効です。ビデオの解像度を落とすと効果があります。解像度を落とすには、何らかの編集ソフトが必要かも知れません。私はPowerDirectorを使って、画像出力時に640×480/30Pで動画を作っています。ライブと同じく撮影時に解像度を落とすのも良いと思います。
ライブの場合は、設定で動画の解像度を720/30Pなどに落とす。標準の1080/30Pに比べて、データ量が半分以下の45%になるので、効果は大きいです。撮影動画の解像度の変更は、スマホにより方法は異なりますが、こちらを参考になさってください。